「サンペレグリノ」旧工場跡地の 再構想について

2016年8月2日
100年以上の歴史とタイムレスな風格を持つ類まれなスパークリングミネラルウォーターとして世界で愛される「サンペレグリノ」は、イタリアのサンペレグリノ・テルメにある旧ボトリング工場のリニューアルのため、建築デザインの国際コンペを行いました。
1899年に設立されて以来「サンペレグリノ」は常に未来を見据えた会社として進化を遂げてきました。そして、今日、効率とサステナビリティ、働きやすさと芸術的革新を結集させるようなプロジェクトを始動しました。
入札には世界で屈指の建築会社、NYとコペンハーゲンに拠点を置くBIG(ビャルケ・インゲルス・グループ)、オランダのMVRDV、オスロに拠点を置くスノーヘッタ、イタリアのミケーレ・デ・ルッキの4社が名を連ねました。
プロジェクトは「サンペレグリノ」のテロワール、すなわちその源が存在する地域に対するコミットメントの象徴でもあり、サンペレグリノ・テルメがヨーロッパの貴族や芸術家が集う社交場として知られたベルエポックの時代背景を再生することも目的としています。
サンペレグリノ社の代表取締役社長兼CEOのステファノ・アゴスティーニは次のように語りました。『私はこのプロジェクトを特別に誇らしく思います。このプロジェクトを通して、「サンペレグリノ」の品質、独創性、国際性、そして地域の活性をさらに推し進めるきっかけとなると考えるためです。弊社のブランドはイタリアの伝統に深く根差した豊かな歴史を持ち、優美さ、味わい、品質の点で世界に認められています。世界中からたくさんのゲストが訪れる「サンペレグリノ スパークリングウォーター」の工場建築デザインの入札には、国際的名声を誇る建築デザイン事務所4社が参加されます」
4つの提案は、2016年9月15日、プロジェクトの一環として、ルカ・モリナーリ教授が招集した審査委員会に提示されます。委員会は、ネスレS.A.社代表取締役副社長兼ネスレ・ウォーターズ総責任者マルコ・セッテンブリ、ネスレS.A.社代表取締役副社長兼オペレーションズ総責任者マグディ・バタトー、サンペレグリノ社代表取締役社長兼CEOステファノ・アゴスティーニ、ほか海外からの関係者を含むメンバーにて構成されます。9月末に最優秀プロジェクトの発表が行われます。
プロジェクトについてのアップデートはwww.sanpellegrino.comとサンペレグリノソーシャルチャネルでどうぞ #SanPellegrinoNewHome.